どうもChromebookマニアのタケイ(@pcefancom)です。
子どもが埼玉県の私立高校に入学して2週間が経ちました。
保護者会も始まり、学費関連の手続きもスタート。
その中でも私立に行かせた親、皆が気になる「就学支援金の申請(e-Shien)」の手続きをしてみましたので紹介します!
目次
e-Shien 高等学校等就学支援金とは
国公私立問わず、高等学校等に通う所得等の要件を満たす世帯の生徒に対して、授業料に充てるための高等学校等就学支援金を給付するという制度(平成26年4月以降の入学者が対象)です。
本来、私立高校だと年間数十万円の授業料がかかりますが、収入によって国と県が一定額を補助。
学校や親からではなく国から授業料補填してくれる、という制度です。
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金額は収入が910万円以下なら対象。
段階別に補助額が決まっています。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/2023-04-17_22h55_21-740x274.png)
2022年度までは紙の申請が中心でしたが、2023年にはオンラインに対応。
e-Shienから申請すれば完全オンラインのみで申請を完了させられるようになりました。
e-Shien高等学校等就学支援金の申請に用意するもの
申請するに当たっては、以下の資料が必要です
- e-Shienのログインアカウントとパスワード※高校から個人にもらえる
- マイナンバーカード
- 処理をするためのパソコン(WindowsかMac)
e-Shienで申請するにはアカウントが必要です。
これは個人では発行不可、高校からもらうことが出来ます。
我が家の場合、入学式が終わって一週間後、保護者会でもらえました。
あとは申請手続き時に収入情報を取得するためのマイナンバーカード、手続きをするためのパソコンが必要です。
下に実際の手続きを書きますが、確定申告並みに面倒くさいので、スマホではなくパソコンを用意することをオススメします。
e-Shien高等学校等就学支援金の申請タイミング
そして申請のタイミングですが、なかなかシビアです。
入学後、4月中旬までに手続きをしなければなりません。
2023年は4月20日までに登録が必要。
私の場合、説明を受けたのが15日だったので締め切りまで5日しかありませんでした。
個人番号とか知らないと詰むので、マイナンバーカードは用意しておいた方がいいです。
![タケイ](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2022/10/face.jpeg)
タケイ
あとは、授業料支払い前に補填してくれるのかと思いきやそうでもなく。最初に持ち出しが必要なのにはビックリしましたね。先に授業料支払いは必要なので手持ちを用意しておきましょう。
e-Shien高等学校等就学支援金 実際の手続き
実際の手続きも紹介します。
以下の順番のとおり、20分ほどの作業でした。
e-Shienにログイン
まずは以下のURLにアクセス。
アクセスができたら、高校からもらったログインIDとパスワードを入力します。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0017-740x694.png)
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0003-740x229.png)
ログインができると、入力ページが表れます。
- 生徒情報
- 学校情報
- 保護者情報
- 収入情報取得
- 入力内容確認
の順番で手続きしていきます。
申請情報の入力
ここからは申請情報の入力です。
まずは生徒の情報から。
ここでは、氏名と生年月日、住所、メールアドレスを入力しました。
メールアドレスは親のにしています。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0004-740x570.png)
次は学校の情報入力。
ここは自動で設定されていました。
高校から払い出されたIDと紐付いているようです。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0005-740x442.png)
次は保護者情報の入力。
これもよくあるサインアップと一緒。
簡単にできました。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0006-740x419.png)
次が「収入情報の入力」です。
ここがヤマ場でしたね。
この手続きでは「マイナンバーカード」か「個人番号」が必要になります。
提出方法を選択します。
マイナンバーカードを持っているので
「個人番号カードを使用して、収入状況を取得し提出します」
を選びました。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0007-459x740.png)
これを選ぶとマイナンバーカードを使っての手続きに入ります。
まずは事前チェックを実施します。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0009.png)
マイナンバーカードの読み取り装置の上に、マイナンバーカードを置いてOKをクリック。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0010-740x523.png)
ここで券面情報入力補助用パスワードを入力します。
※毎回どっちでか迷うヤツですね。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0011-740x539.png)
入力が済むと本手続きに入れます。
「マイナポータルから事故情報を取得する」
をクリックします。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0012.png)
ボタンを押すと「同意する」ボタンがあるのでチェックを入れて次へにします。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0013-740x338.png)
ここで最新版であれば、収入情報を自動で取得してくれます。
大体1分ほどで取込が完了、申請ページに反映されました。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/5-shien_0019-740x568.png)
あとは入力内容を確認して「本内容で申請する」を押せばOKです。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0015-740x483.png)
手続き自体は大体20分ほど済みました。
一番手こずったのは、マイナポータルで情報を撮ってくるところですね。
メンテナンス中で失敗、混雑で失敗など、再実行を何回かさせられました。
週末や締め切り直前は混雑しているようです。
夜中とか早朝にやることをオススメします。
審査中、38万円相当の補償がくると嬉しい
申請は17日の18時に実施しました。
状況は「審査中」となっています。
![](https://takemako.tech/wp-content/uploads/2023/04/e-shien_0016-740x286.png)
私の収入状況だと、国から11万円、埼玉県独自の補助で27万円弱いただける想定です。
そうすれば年間372,000円の私学授業料は相殺出来る計算。
無事に認証されることを祈ります。
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